♡5♡ネズミの実験からわかった「オペラント条件づけ」とは?

これまで、

・犬の実験 → 古典的条件づけ

・猫の実験 → 試行錯誤学習

 について紹介してきました。

今回は、その続きとして有名な

ネズミの実験」

から生まれた学習理論、
オペラント条件づけ
について見ていきます。


「行動の結果」で学習する

古典的条件づけでは、

「刺激と刺激の結びつき」

がポイントでした。

一方、オペラント条件づけでは、

「行動した結果どうなったか」

によって学習が起こると考えます。

つまり、

  • 行動して良いことが起きた
    → またその行動をする
  • 行動して嫌なことが起きた
    → その行動をしなくなる

という仕組みです。


有名な心理学者:B.F.スキナー

この研究で有名なのが、
アメリカの心理学者
B.F.スキナーです。

スキナーは、ネズミを使った実験を行いました。


「スキナー箱」の実験

ネズミを箱の中に入れると、そこにはレバーがあります。

最初、ネズミは偶然レバーを押します。

すると…

エサが出てくる!

するとネズミは、

「レバーを押すとエサがもらえる」

ことを少しずつ学習していきます。

その結果、ネズミは自分から何度もレバーを押すようになります。


「報酬」が行動を増やす

この実験で重要なのは、

“行動のあとに良い結果がある”

という点です。

エサという「報酬」があることで、

レバーを押す行動が増えていったのです。

これを心理学では
強化(reinforcement)
と呼びます。


実は、人間も同じように学習している

この仕組みは、人間の日常にもたくさんあります。

たとえば…

  • 勉強して褒められる
    → また勉強する
  • SNSに投稿して「いいね」がつく
    → また投稿したくなる
  • 仕事で成果が出て給料が上がる
    → 頑張ろうと思う

こうした行動も、
「行動の結果」によって増えていると考えられます。


逆に、行動が減ることもある

もちろん反対もあります。

  • 怒られる
  • 失敗して嫌な思いをする
  • 面倒なことが起きる

すると、その行動は減っていくことがあります。

このように、人や動物は、

「行動した結果」

によって行動パターンを変えていくのです。


まとめ

オペラント条件づけとは、

「行動の結果によって学習する仕組み」

のことです。

ネズミの実験から、

  • 報酬があると行動は増える
  • 嫌な結果があると行動は減る

という基本的な学習の仕組みがわかりました。

そしてこの考え方は、今でも

  • 教育
  • 子育て
  • 心理療法
  • 動物のしつけ

など、さまざまな場面で活用されています。

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